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「倒産回避」「事業再生」のありえない方法で、資産と会社を守る最後の一手

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事業再生倒産回避資産防衛

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破綻しても2億円の資産と社長の年収3,000万円を守った!企業再生スペシャリストが指導
「倒産回避」「事業再生」のありえない方法で、資産と会社を守る最後の一手

経済状況の変化や競争の激化により、中小企業の経営破綻が増加しています。社長の多くは、破綻を回避するために日々必死の努力を重ねていますが、適切な対策を講じることは容易ではありません。「破綻しそうだが、どのような対策を取れば良いのかわからない」という社長がほとんどです。本来、経営者は事業の将来を見据え、破綻の危機を乗り越えるための戦略的な取り組みに集中すべきです。

そこで、本コンサルティングでは事業再生の専門家である坂田氏を起用し、経営破綻の危機に直面した中小企業の再生を支援します。坂田氏は経営者が再生の過程で成長し、会社を再建するためのサポートを行った数多くの実績を持つ事業再建スペシャリストです。もはや銀行借入もできなくなり、期限の利益喪失の内容証明が送られてきても、または納税の督促状が送られてきたとしても、事業として再生できる場合もあります。事業の再生はもちろん、破綻後でも資産を守り、最終的に無借金経営を実現することも可能です。破綻の危機の回避、再生だけでなく、社長としての経営手腕を手に入れるためにご活用ください。

想定期間:最短3年~

対象

  • このまま行くと破綻を余儀なくされてしまう状態の中小企業

  • 銀行借入もできず、どうにも首が回らない中小企業

  • すでに破綻してしまった中小企業

  • 誰にも相談できない社長

効果

事業再生のプロセスで社長が成長し、危機を回避。キャッシュリッチな黒字企業にします

事業再生の経験をしていくと、自然と社長は経営危機を回避できるようになり、借入依存の必要がないキャッシュリッチな黒字企業が作られます。
破綻寸前の状態、または破綻後で社長が弁護士に相談した場合、債務超過(資産より借入金などの負債のほうが大きい)であれば破産を強く勧められ事業の継続は不可能になります。そんな債務超過の企業でも、銀行などの債権者の行動を考慮して対応し、同時に事業の見直しをしていけば数字の操作でゆがんだ利益ではなく、実質的な利益を生み出せる企業としてよみがえらせることができます

コンサルティングプログラムのプロセス

  • 事業再生の可能性の割り出し

    まず最初に以下の6点の資料をご用意いただき、再生がどの程度可能なのかの割り出しを行います。

    1. 直近までの3期分の決算書 (必要なら試算表も)。
    2. 担保不動産・会社及び保証人所有の不動産の謄本。
    3. 借入金の返済予定表 と借入金は延滞しているかどうか、延滞の状況、どう支払うかの約束などを わかるように書いたもの。
    4. 税金の滞納があれば、○○税がいくら滞納しているか?どのように支払いしているか? をわかるようにしたもの。税務署などとの交渉経過を簡単に。
    5. 会社、代表者の現状、今後どうしたいのか?を書いたもの。
    6. 住所・会社名、連絡先・連絡方法、携帯電話番号、 メールアドレスなどの連絡先

  • 現状の分析と金融機関・税務署などの債権者がどう動くかの分析、そしてそれに対する対応と指針を示します。

    資金ショートにより破綻、リスケしていた銀行借入金の一括返済期限が到来したものの交渉がうまくいかずに延滞。税金も滞納し、銀行が根抵当権をつけている時価余力のない不動産に市役所が差押えをしたことがきっかけとなり、担保権にもとづく競売をされ倒産した会社の社長がいらっしゃいました。しかし、倒産の数週間前まで取引銀行や市役所がそんなことをするはずがないと信じており、問題を後回しにして、資金繰りに奔走するあまりに、まわりの信頼を失って再生のチャンスを逃していました。

    破綻後はもちろんのこと、破綻前から早めに危機を回避し再生に向けた準備に着手していくことが重要なのですが、経営者は破綻回避の資金繰りに追われ、嫌なことは後回しにするという人間の性から再生の専門家に相談するのが遅れます。そのためほとんどのケースで致命傷をおった状態で再生の専門家の門をたたきます。つまり、この段階で生きるか死ぬかなのですが、それをちゃんと理解している経営者は少ないものです。


    さらに悪いことにはこのての致命傷をかかえた中小企業の再生で最後までやりきった再生家の数が少ないことがあげられます。


    無理なことは百も承知ですが、引き受けてもらえるかとか、結果がどうだとかを二の次として現状を把握するうえで早めの相談が必要で、かつ、破綻回避のために頑張りすぎないこととが必要になります。再生をするならその準備と最低限の資金が必要なのですから。
    最初の段階では債権者がどう動くかの予測と、それに応じた再建方針、経営の施策が話し合いのうえで決められ実行されていきます。

  • 債権者への対応と資金繰り対策

    再生中は銀行借入ができません。そのため、当座比率が高いことが再生できるかどうかの判断基準になりますが、再生ではこの当座比率の分母から短期借入金が除外されます。
    それゆえにこの条件をクリアする企業は多くなります。また、中小企業経営では資金繰りとともに従業員・取引先との関係の良化が重要になるためコストカットをするというよりは、キャッシュリッチになる道を模索することになります。
    さらに、債権者が破綻企業の命運をにぎっているわけですから債権者への対応が重要になります。
    このフェーズを実際に経験することで経営者は格段に強くなります。

  • 再生の最終フェーズ

    最終フェーズがどうなるかは、会社がどの方向に向かうかや、経営者がどうしたいかによってまちまちです。
    最終フェーズにいたるまで数年はかかりますが、強いモチベーションがあれば多くのケースで乗り切れています。そして、自分の会社の再生とともに経営者は成長するものです。企業再生家は最後まで裏方ですが、財務面をチェックするために経理業務を受託することもあります。そして財務面を把握することで次のステップにつながることもあります。とくに財務面が掌握されていれば、日本経営合理化協会のような他分野のコンサルタントがいる組織では再生後を見据えた展開が可能になります。

講師

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株式会社ファルコン

執行役員

坂田 薫 さかた かおる

1957年東京生まれ。金融機関において融資担当次長、外為審査、担当者として230億円規模のドル円を中心としたディーリング、外為日銀担当を経験。
その後、東京都中小企業振興公社の事業承継・再生支援事業登録専門家に従事する。
事業再生会社レアルコンサルティング(東京都港区赤坂)の専務取締役を経て、現在は株式会社ファルコン執行役員として再生させた企業、再生途中の企業のマネジメントをおこない活躍。
主に年商10億円以下の中小企業の再生、なかでも破綻直前、または、破綻後の再生においての実績多数。

著書に『社長さん!あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!』(こう書房)がある。

導入事例

A社の場合

・状態:債務過多で返済不能となり倒産。資産よりも負債の方がはるかに多かったため破産、免責。
・実施:破産して5億円の借入金等債務、2億円の資産の状態で、資産を売却せず。債権者、破産管財人の承諾を得て再生。実質3億円の債務をカットし、時価2億円の収益物件を守り収入も確保しました。

・結果:破産手続の代理人弁護士からは、そんなこと100%できるわけがないと言われていたことでしたが、実際にやってみてうまくいきました。
関西の案件のため、現地におもむいて3日間しか時間がとれず、弁済計画の立案と説明のしかたのレクチャーで2日間、じっさいの債権者・銀行との交渉を1日で手じまいました。
東京に戻るため新幹線に乗る直前に破産管財人に承諾を得たとの報告が入り安心した記憶があります。
具体的には清算価値をベースにして、それ以上の金額を返済する弁済計画にしたわけですが、債権者・銀行にしても想定以上に回収できるので計画を了承したのだと思います。
破産では負債のほうが資産より多いわけですから、担保不動産は必ず売却されて返済に充当されるのですが、常識をくつがえすことも条件が整えばできるのです。
この案件の交渉では私は徹底的に裏方に徹し、債務者一族が銀行との交渉を行いました。この成功経験は、債務者のその後の人生で貴重なものになると思います。

B社の場合

・状態:破綻状態のまま事業を継続。最終的に帳簿上6億7千万円の資産、14億円を超える負債で破産。
・実行:倒産・破産したものの事業を収益力のある1部門に集中し再生。

・結果:法人・経営者でいくつもの不動産を所有し、複数の資本関係のない企業を経営しているケースでしたが、メイン銀行はそのすべてを把握していました。
中心になる会社の決算書上の資産価値は6億7千万円でしたが、実際は1億円程度であり、あきらかに債務超過、利益も作為的に作られたものでした。
破綻または倒産してすぐ破産手続にはいる人も多いのですが、事業継続の強い意志もあり、費用も最小限にするため不動産を売却していき破産まで時間をかけました。
複数の資本関係のない企業を経営していたので収益力のある1部門に集中させ再生するには好都合でしたが、海外からの仕入をしていたので、L/C、B/R、本邦ローンといった外為与信(融資)がしてもらえず、D/A(Documents Against Acceptance、輸入手形に署名することで船積み書類を受取り、期日に決済する輸入方式。銀行与信ではないため融資銀行でないところでも取引ができる)で対応しました。
現在では売上数千万円、無借金、黒字の別会社として完全に再生し、経営者は都心の一等地に億ションを無借金で購入しています。

C社の場合

・状態:大口の売掛金の差押えをされ、手形不渡り、倒産して売上が0円に・・。
・実行:利益率の高い事業にこだわり、付加価値にこだわる事業展開を続け、数々の問題を解決。

・結果:現在再生途中の案件であり最終フェーズの直前の状態のため細部をお話しできない部分もあります。
売掛金の差押え、手形の不渡りで破綻。経営者が倒産回避の資金繰りにがんばりすぎるあまり、手持ち資金数万円からのスタートになりました。
一目見て 決算書は銀行借入を意識して利益を盛って作られたものと感じましたし、借入の金額は億単位と大きく資産の何倍もありましたので、決算書を見せて銀行員百人に聞いても、あるいは、税理士百人に聞いても全員が破産しか選ばないと思いました。
そんな状況でも事業として再生できると考えたのは、当座比率の高さ、流動比率の高さ、在庫の質量と把握のレベル、借入がない状態でのバランスの良さが第一にあげられます。
ただし、経理事務はほとんどが税理士への丸投げであり計数管理は脆弱でした。
財務面以外では、経営者の人柄の良さ、素直さ、考え方。そして強いモチベーションがあり私の心を動かしました。
短期間で体制を整え、なんとか50万円を用意して従業員の再雇用、取引先への謝罪と説明を行い事業を再開。金融機関への弁済額の提示などあっというまに時間が過ぎました。軌道に乗るまでに2年余、その後に1000万円を超える急な資金が必要になることもありましたが、利益剰余金があり、対応する資産もあったのでうまくいきました。 銀行には清算価値以上の返済をしているため、つまり、銀行側がすでに償却している部分の返済をしているため、破綻債務者であるにもかかわらず好意的に接していただいています。
事業内容も大きく変わり、2021年度は2億円を超える売上。期中キャッシュアウトのない決算賞与、固定資産圧縮損など節税の限りをつくしても700万円を超える当期純利益でした。また2022年は減収したものの、利益の圧縮をしても前年に近い水準の利益を計上しています。

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  • 又、その他のお問い合わせにつきましては、下記までご連絡ください。

日本経営合理化協会コンサルティング局 園部・三木

TEL 03-3293-0041

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